『キャッシュレス』ブーム到来の予感
キャッシュレス決済を実験的に使ってみたら、現金決済のメンドクサさを痛感
キャッシュレス決済のメリット
キャッシュレス決済のメリットはいくつもあります。
- カード・現金の保有量が少なくなって、財布が軽くなる
- 小銭を出さないので、支払いが早く・カンタンになる
ささいなことのように思うかもしれませんが、毎日使うシーンがあるからこそ、ことのほか効いてくるんですね。
一方で、デメリットはというと、
キャッシュレス決済のデメリット
- スマホの紛失・盗難によるリスクがグーンと高まる
- サービスが多く、使い方や使い分けの手間が掛かる
が挙げられます。
以前まで”スマホをなくしたらどうしよう”って感覚無かったんですけど、今は「財布並みにスマホは無くせないな」と危機感を持つようになりました。
スマホ盗難・紛失の補償や保険サービスも真剣に考えていったほうがイイですね。
サービスについては、中国のようにウィーチャットペイ(WeChatPay)やアリペイ(Alipay)など「限られた強いサービスが浸透」していればかなりラクになるんでしょうが……。
キャッシュレス決済には、Suicaやnanacoなどの電子マネーも含みますが、今回は「モバイル決済」をテーマに記事にしました。
- キャッシュレス決済を実験的に使ってみたら、現金決済のメンドクサさを痛感
- 政府がキャッシュレス推進の号令を発しました。
- 生活に一番近い「コンビニの参入」で一気にキャッシュレスが進む
- クレジットカード・クレジット連携の決済は、未来を創らないと思う
政府がキャッシュレス推進の号令を発しました。
消費税対策のキャッシュレスポイント還元 金融業界は歓迎
来年10月の消費税率引き上げに伴う経済対策として、政府が検討している中小小売店でクレジットカードなどで決済した消費者への2%分のポイント還元策-。金融業界は現金を使わないキャッシュレス決済の推進に弾みがつくと歓迎するが、カードを持たない高齢者らへの対応など課題も指摘される。
生活に一番近い「コンビニの参入」で一気にキャッシュレスが進む
ローソンなら「LINE Pay」
以前気になって調べた「LINE Pay」、ローソンのヘビーユーザーには自信を持って奨められるものでした。
ローソン使うなら「LINE Pay(ライン ペイ)」最強説 - アラサーリーマンの仮想通貨【入門】
LINEペイの使用感として、
- 登録した銀行からの事前チャージ式(プリペイド的、Suicaに近い)
- クレジットを連携しなくてもいい
- 銀行からの入金が、カンタン・スピーディー
お得感はどうかというと、
- 今なら最低でも3.5%のポイント還元
- 最大5.0%まで還元率が高まる(マイカラー制度)
- キャンペーンを頻繁にやっている
【最低3.5%】高還元率のマイカラー制度とは?
これね。「LINE Payで支払うだけで3.5%の還元率」ってスゴイ高いんですよ。
ポイントカードやクレジットを複数組み合わせると3~5%出せるんですけど、こんなカンジですよ↓↓
- クレジット・電子マネー【コンボ】=「クレジット→Edyチャージ→Edy支払い+Pontaカード」 = 2.63%
- クレジット・電子マネー・QUOカードの【トリプルコンボ】=「クレジット→nanacoチャージ→QUOカード購入→QUOカード支払い+Pontaカード」 = 3.93%
キャンペーンにも力を入れている
10/25~10/31の1週間はなんと10%還元、はじめての人は20%(最大2,000円)ポイント還元のキャンペーン中。
— ユート@お金と仮想通貨とブログ (@datu_syachiku) 2018年10月18日
これ1週間足らずだけど、頻繁にやってるんですよ。
実店舗ならローソンやLOFT、
ネットならZOZOTOWNなどが対象。https://t.co/voEYTcnFHK
ファミリーマートでも「LINE Pay」が導入される
・2018年11月に一部店舗スタート、全店舗は12/4から
— ユート@お金と仮想通貨とブログ (@datu_syachiku) 2018年10月18日
・スマホ決済は4つ
①d払い
②LINE Pay
③PayPay
④楽天ペイ
・続いて2019年1月に
⑤アリペイ(Alipay)
⑥ウィーチャットペイ(WeChat Pay)
スマホ決済が、生活にもっとも身近なコンビニ導入で浸透する!https://t.co/LgjwPPOc0g
個人的に、「LINE Pay」ともう一つは「PayPay」に注目しています。
理由はクレジットカードを連携しなくて良いこと。
それ以外では、
- 楽天ペイ……楽天カードユーザーには恩恵ありそう
- d払い……ドコモユーザーは使いやすい人もいるのかな?
というカンジですが、いずれもクレジットカード連携による後払いです。
ワタシはクレジット・クレジットカード連携の決済がつまらないと思っていて、このブログの最後にその理由を書きました。
一方、
- LINEペイ…銀行からのチャージ式、でもカンタン・スピーディー/LINEアクティブユーザー月間7,500万以上/個人間送金が可能
- PayPay…詳細は未だ不明だが、銀行チャージ・クレジットどちらも対応予定/ソフトバンクグループはキャンペーン力が強い/インドモバイル決済大手:Paytm(ペイティーエム)と提携
と今後に期待できる要素が多くあります。
あと別口で期待できるのもあります。
- OrigamiPay(オリガミペイ)……銀行チャージ・クレジットどちらも可/ポイント還元ではなく「即時割引」アリ
知名度は高くないものの、モバイル決済の草分け的な存在として頑張っています。応援したくなる企業ですね。
クレジットカード・クレジット連携の決済は、未来を創らないと思う
たぶん、ですけどクレジットカード依存から脱却した時にはじめて社会に必要なキャッシュレスインフラって整うと思います。
既存のクレジットカード網には、中間搾取の構図があって、「クレジット支払いを受ける小さな加盟店が高い手数料で悩まされる」現象が起きています。
冒頭の政府案も「消費者に2%還元」であって手数料負担をする加盟店には言及されていませんよね?加盟店が使いたがらない構造を無視しても本当に広がるんでしょうか?
小さい店ほどクレジット決済を使えないのは手数料の高さが原因。
クレジット決済を受けると、現金決済より明らかに損をするからです。
LINEペイやPayPayも、通常は他のクレジットカード、クレジットカード連携モバイル決済と同じくらいの手数料になっているんですが、それでも【3年間手数料無料】を打ち出したり、LINEペイなら店舗用アプリで2.5%までコストダウンさせられたりするんです。
キャッシュレスの便利さが認知され、かつ利用インフラも整ってきて、クレジットカード既得権益から脱却できていったら……加盟店は手数料を負わずにキャッシュレス決済をやり取りできるようになる社会は来てイイと思うんです。
そんな未来には同時に仮想通貨も浸透していって、今より快適な生活が実現できている……というのは妄想ですが。
ともあれ、クレジットカード・クレジット連携型決済は「手数料」や「実入金に時間を要する」など小さな加盟店にとって優しくないシステムです。
ワタシはそちらより「LINEペイ」や「PayPay(ペイペイ)」※詳細は未だ不明 、あるいは仮想通貨に未来を見たいと思います。
【ニュース】キャッシュレス社会への移行はどう進む?電子マネー vs 仮想通貨 勝つのはどっち? - アラサーリーマンの仮想通貨【入門】
最後までお読み頂きありがとうございます。
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